ケンオールとBango APIの違い
結論から言うと、郵便番号や住所の処理が主な目的ならケンオール、法人番号とインボイスの統合や、表記ゆれのある会社名の名寄せが主な目的なら Bango API が向いています。両方が必要なら、役割を分けて併用する方法もあります。
Bango API は私たちのサービスです。ケンオールの情報は、2026年11月5日に公式の料金ページとドキュメントで確認した内容です(一部は2026年10月8日の確認で、そう書いています)。確認できなかったことは「未確認」と書いています。
一言でいうと
| 主な目的 | 向いているサービス |
|---|---|
| 郵便番号から住所、住所から郵便番号、祝日、銀行の情報など | ケンオール |
| 法人番号の企業情報とインボイスの状態を1回で取りたい | Bango API |
| 表記ゆれのある会社名のリストを法人番号に名寄せしたい | Bango API |
| 法人の変更を日次で追いたい | どちらも可能(方式が違う) |
料金とプランの違い
ケンオールの法人番号API・インボイスAPI・法人番号レーダーは、Premiumプラン以上で使えます。
| ケンオール | Bango API | |
|---|---|---|
| 法人番号・インボイスAPIを使える最安のプラン | Premium 66,000円/月(税込) | Free 0円(月500回) |
| その上のプラン | Enterprise(問い合わせ) | Starter 月額4,980円(税込)、Growth 月額19,800円(税込)、Pro 月額49,800円(税込)、Enterprise(問い合わせ) |
| 回数の上限 | 料金ページは「API利用回数無制限」と表示。共通仕様にはプラン別の上限と429の説明がある(2026年10月8日確認) | プランごとの月間回数。超えると429で、追加料金はかからない |
| バッチでの法人検索・名寄せ | バッチAPIオプション(22,000円/月)が必要 | Freeは月50件、Starter 200件、Growth 2,000件、Pro 10,000件 |
| お試し | 新規登録後30日のトライアル | Freeプランをそのまま使える |
ケンオールのPremiumには、住所や郵便番号などのデータも含まれます。入口の価格だけを比べると公平ではありません。 使う機能と件数をそろえて比べてください。
機能で見た違い
| 機能 | ケンオール | Bango API |
|---|---|---|
| 法人番号から企業情報 | あり | あり |
| 会社名での検索 | あり(法人情報検索) | あり(部分一致・完全一致) |
| 法人情報とインボイスの統合 | 公開ドキュメントでは別のAPIで取得 | 1回のレスポンスに入る |
| 取引日を指定したインボイスの判定 | インボイスAPIは登録番号のみを指定する形で、日付を指定する機能は見当たらない(登録日・取消日・失効日は返る) | /v1/invoice/{登録番号}/valid?date= で判定 |
| 名寄せの確からしさ | 未確認 | confident・review・unmatched の3段階とスコア |
| 名寄せ精度の公開 | 未確認 | ベンチマークで計測方法と一緒に公開(合成データ) |
| 変更の通知 | 法人番号レーダー。Webhookで日付とURLが届き、変更のあった法人番号を取りに行く | 監視対象の変更をイベントとしてWebhookで送る。Pullでも取れる |
| 住所・郵便番号のAPI | あり | なし |
| SDK | JavaScript・Python(2026年10月8日確認) | なし(サンプルコードを公開) |
ケンオールが向いているケース
- 郵便番号と住所の処理が中心: 郵便番号から住所、住所から郵便番号への変換や、祝日・銀行の情報など、法人番号以外のデータも1つの契約でそろえたい
- すでにケンオールの住所APIを使っている: 同じ契約・同じ書き方で法人番号も扱える
- SDKを使いたい: JavaScript・PythonのSDKが案内されています
Bango APIが向いているケース
- 請求書や経費精算のシステムでインボイスを確認したい: T番号から企業情報とインボイスの状態が1回でそろい、取引日時点の判定もできます
- 取引先マスタを法人番号で整えたい: 表記ゆれのある会社名のリストを、確からしさつきで法人番号に名寄せできます(一括名寄せの使い方)
- 小さく始めたい: 法人番号とインボイスのAPIを、無料のプランから使えます
Bango APIでできないこと
- 郵便番号・住所のAPIはありません
- 財務情報や信用情報は扱いません
- 公式のSDKはありません。HTTPで呼ぶ形です
併用という選択肢
住所の正規化や郵便番号の処理はケンオール、法人番号とインボイスの確認、取引先の名寄せは Bango API、と役割で分ける方法もあります。どちらも法人番号をキーにできるので、データはつなげられます。
よくある質問
どちらが安いですか?
使う機能によって変わります。法人番号とインボイスだけを使うなら、Bango API は無料のプランから使えます。住所データも含めて1つの契約にまとめたいなら、ケンオールのほうが合うことがあります。
ケンオールから乗り換えられますか?
法人番号をキーにしていれば、呼び出すAPIを置き換える形で移行できます。レスポンスの項目名は違うので、対応表を作って置き換えてください。まずはPlaygroundでレスポンスを確かめるのがおすすめです。
住所の正規化はできますか?
Bango API には住所の正規化の機能はありません。住所まわりはケンオールなどのサービスを使ってください。
出典
- ケンオール 料金(2026年11月5日確認)
- ケンオール 法人番号API ドキュメント(2026年11月5日確認)
- ケンオール 適格請求書発行事業者API ドキュメント(2026年11月5日確認)
- ケンオール 共通仕様(2026年10月8日確認)
まずは登録なしで試す
Playground ではAPIキーなしでレスポンスを確かめられます。続けて使うなら、Freeプランは月500回まで無料で、クレジットカードの登録はいりません。
本サービスは、国税庁法人番号システムWeb-API機能および国税庁適格請求書発行事業者公表システムのWeb-API機能を利用して取得した情報をもとに作成していますが、サービスの内容は国税庁によって保証されたものではありません。取得した情報は編集・加工して提供しています。