インボイスの登録日を確認する方法|取引日時点で有効だったか

インボイスの登録日は、適格請求書発行事業者公表サイトで登録番号を検索すると「登録年月日」として表示されます。 大事なのは、この登録日と、失効日・取消日を、請求書の取引日と比べることです。
この記事では、取引日時点で登録が有効だったかを判断する方法を、手作業とシステムの両方で説明します。システムで判定できるAPIの比較はインボイスAPIの比較にまとめています。
判断のしかた
取引日に登録が有効だったのは、次の両方を満たすときです。
- 登録年月日が、取引日と同じかそれより前
- 取消・失効年月日がない、または取引日より後
| 登録年月日 | 取消・失効年月日 | 取引日 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 2023-10-01 | なし | 2026-09-15 | 有効 |
| 2025-04-01 | なし | 2025-03-20 | 無効(登録前の取引) |
| 2023-10-01 | 2026-06-30 | 2026-07-10 | 無効(失効後の取引) |
| 2023-10-01 | 2026-06-30 | 2026-06-20 | 有効(失効前の取引) |
「今日の時点で有効か」だけを見ると、過去の取引の判断を間違えることがあります。
公表サイトで確認する手順
- 適格請求書発行事業者公表サイトで、Tを除いた13桁を検索する
- 「登録年月日」を確認する
- 「取消年月日」「失効年月日」が表示されていないか確認する
- 請求書の取引日と比べる
詳しくはインボイス登録番号の確認方法を見てください。
登録日より前の取引はどうなる?
登録日より前に行われた取引の請求書に登録番号が書かれていても、その取引の時点では適格請求書発行事業者ではありません。取引日がいつかを請求書で確かめてください。
登録の申請中に請求書を発行するケースもあります。登録の通知を受けたあとに、改めて適格請求書を交付してもらうなどの対応が考えられます。扱いに迷ったら、国税庁の案内や顧問税理士に確認してください。
システムで取引日時点の有効性を判定する
請求書をシステムで処理しているなら、取引日を渡して有効性を判定できるAPIを使うと、判断の間違いを防げます。
国税庁 インボイスWeb-API
登録番号と日付を指定して、その日を基準にした情報を取得する機能があります。
https://web-api.invoice-kohyo.nta.go.jp/1/valid?id=アプリケーションID&number=T1180301018771&day=2024-10-01&type=21dayに確認したい日付を入れますtype=21でJSON形式になります- 1回に10件まで指定できます
使い方はインボイスWeb-APIの使い方で解説しています。アプリケーションIDには国税庁の審査が必要です。
民間のAPI
申請なしで使える民間のAPIにも、日付を指定して有効性を判定できるものがあります。Bango API の場合は次のとおりです。
curl -H "x-api-key: $BANGO_API_KEY" \
"https://api.bango-api.jp/v1/invoice/T1180301018771/valid?date=2024-10-01"{
"object": "invoice_validity",
"data": {
"registration_number": "T1180301018771",
"date": "2024-10-01",
"valid": true,
"registration_date": "2023-10-01",
"cancel_date": null,
"expire_date": null
}
}判定に使った日付と、登録日・取消日・失効日が一緒に返るので、なぜ有効(無効)と判断したかを記録として残せます。
まとめ
インボイスの登録日は公表サイトで確認できます。判断で大事なのは、登録日と失効日・取消日を、請求書の取引日と比べることです。件数が多い場合や請求書システムで自動化したい場合は、日付を指定して判定できるAPIを使うと、間違いなく効率的に確認できます。比較はインボイスAPIの比較を見てください。





