インボイス登録番号を一括確認する方法|件数別に4つを比較

取引先のインボイス登録番号をまとめて確認する方法は4つあります。結論から言うと、件数と、毎月続けるかどうかで選びます。
| 方法 | 向いている件数 | 費用 | 手間 |
|---|---|---|---|
| 公表サイトの「まとめて検索」 | 10件ずつ | 無料 | 件数分の手作業 |
| 無料の一括チェックツール | 100件程度まで | 無料 | CSVの出し入れ |
| 全件データとの突き合わせ | 何件でも | 無料 | データの準備と更新 |
| API | 何件でも、自動で | 無料〜有料 | 最初の組み込みだけ |
この記事では、それぞれの手順と注意点を説明します。APIの比較はインボイスAPIの比較にまとめています。
方法1:公表サイトの「まとめて検索」
国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトでは、「登録番号でまとめて検索する」から、一度に10件まで登録番号を入れて確認できます。
- 向いている人: 取引先が数十社まで
- 気をつけるところ: 100件なら10回の操作が必要です。結果の記録は自分で残します。
手順はインボイス登録番号の確認方法で詳しく解説しています。
方法2:無料の一括チェックツール
会計ソフトの会社などが、登録番号をまとめて貼り付けて確認できる無料ツールを公開しています。100件程度をまとめて確認し、結果をCSVで受け取れるものがあります。
- 向いている人: 取引先が100社前後で、月に1回まとめて確認したい
- 気をつけるところ: 件数の上限、データがいつ時点のものか、商用で使えるかは、ツールごとに確かめてください。毎月CSVを出し入れする手間は残ります。
Bango API でも、登録なしで100件までまとめて確認し、結果をCSVで受け取れるインボイス番号 一括チェッカーを公開しています。
方法3:全件データと突き合わせる
公表サイトでは、登録されている事業者の全件データ(前月末時点)と、日ごとの差分データをダウンロードできます。手元の登録番号のリストと突き合わせれば、件数が多くても一度に確認できます。
- 向いている人: 件数が多く、データベースを扱える
- 気をつけるところ: 全件データは大きく、Excelでは開けないことがあります。最新の取消・失効を反映するには、差分データを毎日取り込む必要があります。個人事業主の一部の項目は値が削除されて提供されています。
詳しくはインボイスの公表情報をダウンロードする方法を見てください。
方法4:APIで自動で確認する
請求書の受け取りや取引先の登録のたびに、システムが自動で登録番号を確認する方法です。
| API | 特徴 |
|---|---|
| 国税庁 インボイスWeb-API | 無料。1回10件まで。日付を指定した確認もできる。アプリケーションIDの審査が必要 |
| 民間のAPI | 申請なしで使えるものがある。法人番号の情報やWebhookでの通知など、機能はサービスごとに違う |
- 向いている人: 毎月数百件以上、または請求書システムに組み込みたい
- 気をつけるところ: 最初の組み込みに開発が必要です。
APIごとの違いはインボイスAPIの比較で確認日つきで比べています。
一括確認で見るべき3つのポイント
1. 取引日に有効だったか
今日の時点で有効かどうかだけでなく、請求書の取引日に有効だったかを確かめます。登録日より前の取引や、失効日より後の取引は対象外です(取引日時点の確認方法)。
2. 名称が請求書と一致しているか
番号は有効でも、別の事業者の番号が書かれていることがあります。名称も一緒に確認してください。
3. 確認した記録を残す
いつ、どの番号を確認し、どんな結果だったかを残しておくと、あとで説明が必要になったときに役立ちます。Excelで管理する方法はインボイス登録番号をExcelで管理する方法で解説しています。
個人事業主の番号も一括で確認できる?
できます。個人事業主の登録番号も、公表サイトやAPIで登録の有無を確認できます。ただし、会社名のように名前から番号を探すことはできません(個人事業主の登録番号の確認方法)。
まとめ
インボイス登録番号の一括確認は、数十件なら公表サイト、100件前後なら無料ツール、それ以上や毎月の作業ならAPIが向いています。どの方法でも、取引日時点で有効だったか、名称が一致しているかを確かめ、記録を残しておきましょう。
毎月の確認作業を自動にしたい方は、インボイスAPIの比較を見てください。





