インボイス登録番号を逆引きする方法|会社名からT番号を調べる

会社名からインボイスの登録番号(T番号)を調べたいとき、法人なら「会社名→法人番号→T番号」の順で調べられます。 法人の登録番号は「T+法人番号」だからです。

一方で、国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトでは、会社名や氏名から登録番号を検索することはできません。この記事では、逆引きの手順と、個人事業主の場合の対応を説明します。件数が多い場合の方法はインボイスAPIの比較も参考にしてください。

公表サイトでは名前から検索できない

適格請求書発行事業者公表サイトの検索は、登録番号から事業者を調べる方向だけです。名称や氏名で検索する機能はありません。個人事業主の氏名などの個人情報を守るためと考えられます。

そのため、逆引きは別の情報源を組み合わせて行います。

法人の場合:法人番号から調べる

手順

  1. 国税庁の法人番号公表サイトで、会社名から法人番号を調べる
  2. 法人番号の先頭に「T」を付ける
  3. 適格請求書発行事業者公表サイトで、その番号を検索する
  4. 登録されていれば、それがその会社の登録番号

たとえば法人番号が 1180301018771 なら、登録番号の候補は T1180301018771 です。

会社名から法人番号を調べるコツは、会社名から法人番号を調べる方法で解説しています。「株式会社」を外して部分一致で検索する、同じ名前の会社は所在地で見分ける、などがポイントです。

登録されていない場合

法人番号は必ずありますが、インボイスの登録は事業者が申請した場合だけです。T+法人番号で検索して出てこなければ、その会社はインボイスの登録をしていない(または取消・失効している)ことになります。

個人事業主の場合

個人事業主の登録番号は、法人番号とは関係のない13桁の番号です。名前から調べる公式の方法はありません。

  • 取引先に直接聞く: 一番確実です。請求書や名刺に書いてもらうよう依頼します
  • 過去の請求書や領収書を見る: 以前の書類に記載されていることがあります

逆引きできる、とうたうサービスでも、個人事業主の氏名からの検索には対応していないことが多いです。個人事業主の登録番号の確認方法は個人事業主の登録番号の確認方法で詳しく解説しています。

件数が多いときの逆引き

取引先マスタの会社名に、まとめて登録番号を付けたい場合は、1件ずつ調べていては終わりません。

  1. 会社名のリストを、名寄せの仕組みで一括して法人番号にひも付ける
  2. 法人番号にTを付けて、登録の有無と有効性をまとめて確認する

1の名寄せは、表記ゆれや同じ名前の会社に強い方法を選ぶのがポイントです(名寄せツールの比較)。2は、法人番号の情報とインボイスの登録状況を一緒に返すAPIを使うと、1回の処理で済みます(インボイスAPIの比較)。

逆引きで気をつけること

  • 似た名前の別会社に注意: 社名だけで決めず、所在地や請求書の記載と照らし合わせてください
  • 社名変更: 古い社名で調べると見つからないことがあります。法人番号公表サイトでは変更履歴も検索できます
  • 最終的には請求書の番号を確認: 逆引きで見つけた番号と、請求書に書かれた番号が一致しているかを必ず確かめます

まとめ

インボイス登録番号の逆引きは、法人なら会社名から法人番号を調べ、Tを付けて公表サイトで確認します。個人事業主は名前から調べる公式の方法がないので、取引先に直接確認するのが確実です。件数が多い場合は、名寄せとAPIを組み合わせると一括で処理できます。

この記事を書いた人

Bango API の開発者です。国税庁の法人番号Web-APIとインボイスWeb-APIを使ったシステムを実装してきた経験をもとに書いています。

本サービスは、国税庁法人番号システムWeb-API機能および国税庁適格請求書発行事業者公表システムのWeb-API機能を利用して取得した情報をもとに作成していますが、サービスの内容は国税庁によって保証されたものではありません。取得した情報は編集・加工して提供しています。